新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に対する、
東京目白クリニックの徹底した取り組みについて

新型コロナウイルス ( SARS-CoV-2 ) の主な感染経路は飛沫感染、接触感染が基本とされていますが、世界保健機関 (WHO) や米国疾病予防管理センター(CDC)より空気感染 (飛沫核感染) の可能性についても言及されています。
 東京目白クリニックは、がん診療と内視鏡・消化器診療の専門クリニックであり、発熱外来やかぜ (感冒) 症状などを診るような一般内科診療は行っておりません。したがって、総合的な内科診察を実施している医療機関と比べると、当クリニックでの新型コロナウイルス院内感染リスクは極めて低いものと推察されます。しかしながら、ご来院していただく患者さんに少しでも不安を与えぬよう、また無症状の感染者が紛れているリスクも考慮したうえで、後述する内容のごとく最大限の感染防止対策に努めています。なにとぞ、ご理解ならびにご協力のほどどうぞ宜しくお願いいたします。

1.検温・事前問診・適切なトリアージの徹底

事前問診で確認された新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) ハイリスク分類に相当する下記の来院者は、PCR検査結果に依らず、当クリニックでの診療は不可としております。免疫能が低下しているがん患者さんが抗がん剤治療を受けている現場でもあり、徹底したトリアージにぜひともご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

  • 咳、のどの痛み、発熱、関節痛などのかぜ (感冒) 症状、息苦しさ (呼吸困難感)、強いだるさ (倦怠感) などの症状がみられる方 (*PCR検査結果の是非は不問)。
  • 2週間以内に新型コロナウイルス感染患者やその疑いのある患者との濃厚接触歴がある方。
  • 明らかな原因がなく味覚・嗅覚異常のある方。
  • 明らかな原因がなく急に数日間以上続く下痢症状のある方。

上記に相当する方は、症状が消失してから2週間経過した後、あるいは新型コロナウイルス感染「陽性」と診断された方は2週間経過をみてから上記症状が消失していることを確認後、3日間を待ってからのタイミングで診察可能とさせていただきます。当然ではありますが、当クリニックのスタッフが感染源とならぬよう、健康管理の徹底を常時から教育しております。

2.院内での土足厳禁、院内での手指消毒・常時マスク着用の遵守

クリニック内は、安全管理の観点から土足厳禁としスリッパを履いていただいています。患者さんが入れ替わるタイミングで、ご使用済の共用スリッパ、椅子や机、手すり等は、スタッフが頻繁にアルコール消毒を行っています。共用ではなく個別のスリッパを希望される方は、受付までお申し出ください。その場合、簡易スリッパを別途ご購入していただいています。
 新型コロナウイルス ( SARS-CoV-2 ) はエンベロープを有するため、擦式アルコール⼿指消毒はとても有効です。
気道分泌物のみならず、糞便からもSARS-CoV-2 は分離されますので、使⽤したトイレの便座やスイッチ類なども消毒の対象となります。患者さんには、使用の際、トイレの蓋を閉めてから汚物を流していただき、手洗いと手指アルコール消毒の徹底をお願いしております。
 万が一、マスクをお忘れの方は、受付で配布いたしますので、院内でのマスク着用の徹底のほどよろしくお願いいたします。
*上記の院内規則を遵守できない方は、ほかの患者さんの安全を守る観点から診療を拒否させていただきます。

3.新型コロナウイルス感染制御に対する「換気」「空気清浄」の徹底

東京目白クリニックの室内換気システムは、常時24時間、クリニック室内空間は機械によって強制的に循環清浄されていますのでご安心ください。ちなみに、厚生労働省より推奨されている必要換気量は、「一人あたり毎時30m3 が確保されていること」(※文末PDF参照)とされていますが、当クリニック設備は十二分に条件を満たしています。
また、待合室には、HEPAフィルター方式の空気清浄機クリーン・パーテーション ACP-897CH(日本エアーテック)も設置することで、室内空気のさらなる清浄向上にも努めています。さらには、定期的に外気取り入れによる室内換気も併用していますので、「換気」「空気清浄」についてはまったく問題がなく、安心してご来院ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf

胃・大腸内視鏡診療に対する安全対策

消化器内視鏡診療に対する安全対策はこちらをご参照ください。