大腸がんステージⅣ について論じています。とりわけ、大腸がんの肝転移はステージⅣでも治せるポテンシャルのある特有の疾患群です。治癒を目指すためには、転移巣を切除することが軸となります。ただし、切除できる・できないは医師間、施設間で考え方の差異が大きくあり、職種をこえたチーム医療の成熟度が患者予後に直接反映します。同じステージⅣでもグラデーションがあって、それぞれの転移の仕方 (様式)や腫瘍の条件によって治癒ポテンシャルの度合いも変わってくるということを説明しています。
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/05201100/
消化器内科・外科(がん)